間質性肺炎の疑い

間質性肺炎とは、肺の間質部分に炎症や繊維化を認める病気です。では、その間質部分とは何でしょうか。肺は、気管支が20本以上分岐した先にあるブドウ状の肺胞からなります。これを実質部分と呼び、間質は実質の壁に当たる部分です。普通の肺炎とは、その実質部分に炎症をきたす物をさします。
これが、普通の肺炎と間質性肺炎の決定的な違いです。間質性肺炎には、原因のわかっている物にとわかっていない物があり、中でもその原因のわからない物を「特発性間質性肺炎」と呼びます。特発性間質性肺炎は、国の特定疾患としても認められる、いわゆる難病です。50代以上の男性に多く、近年ますます患者数が急増して来ています。
初期症状に、息切れと痰の伴わない乾いた咳があります。普通の風邪との違いは、「治らない」ことでしょうか。しつこい風邪に見舞われた時は、間質性肺炎たちを疑いましょう。診断は、X線写真やCTなどで簡単に行えます。まずは、医者にかけ込むことです。早期発見ならば、完治も見込める病気です。